氷見市海浜植物園は来春、大温室や展示庭園を大規模改修し展示庭園は屋根付きのふわふわドームや大型遊具を備えた芝生広場へと生まれ変わります。
そこで、子供たちにとって夏休み最後の日、そこに設置する遊具のデザインを自ら考えてもらうワークショップを開催しました。
題して「楽しい遊具をデザインしよう!!」
富山大学芸術文化学部准教授有田先生と遊具デザイン監修の湯浅氏の指揮の基、23人の児童とその保護者が集まり、中川設計からは、上坂、水野・佐藤の3名がサポートに入り、ワークショップがスタートしました。
白い画用紙に自分が遊びたいと思う遊具を描きました。大きな画用紙に滑り台やブランコ、綱渡り等それぞれの児童が思い思いに描き、中には地下まで描いていた子供もいて、大人からは想像もつかない遊び方で感心させられました。
次のステップでは、描いた絵を基に粘土や工作用の木材、紐やワイヤーを使ってイメージ模型を作りました。大掛かりな作業だったため、お父さんお母さんにも手伝ってもらいました。
完成した模型遊具は登ったり、飛び降りたり、ぶら下がったりと、いつの時代も子供たちは身体全部を使うことが大好きなんだなと思いました。中にはポイントを獲得しないと次の遊具に進めないというものもありました。時代ですね。
現在出来上がったイメージ模型は園内で展示されています。今後は湯浅氏が中心となり子供たちのアイデアを基に遊具を設計します。結果は10月下旬に氷見市ホームページにて掲載されます。
来年3月竣工予定の氷見市海浜植物園リニューアル工事は順調にいけば10月から工事に入っていきます。完成まであと少し今から待ち遠しいです。