2018年10月19日(金)晴れ

1日目 AM8:00 貸し切りバスにて弊社を出発予定が・・・
「突然のハプニング発生」なにが起こったかはナイショですが
何とか予定より50分遅れのAM8:50に滋賀県へ向け出発‼
 
お昼は近江牛専門店にてステーキ石焼コースを頂きました。(結構なボリューム)
 
そして1日目の見学施設 『佐川美術館』へ到着。
まず目につくのは水庭にたたずむ『美空間』。大きくのびやかな二つの切妻屋根で構成された建物のプロポーションの美しさ。敷地の大部分を水庭とすることで建築とランドスケープとが一体化した雄大な風景。
この日は常設展示の他、ビートたけしさんの『アートたけし展』も開催されており、展示品を鑑賞したあと、いよいよ茶室見学へと向かいます。
水庭に浮かぶ『現代の茶室』と水面下に設けられた『陶芸家:樂吉左衛門氏の作品の展示室』
茶室の床畳、床石、水庭が水平に連続する空間、やや暗めの非日常的な緊張感のある展示空間。複雑でゆがんだ茶碗の美学、触覚性を愛でる美意識。マイナスとされるものにも価値を見いだす価値観の存在。
安定した品質、調達の容易さを尊ぶ現在の建築文化の価値観をもう一度再考させられる見学となりました。
約3時間の美術館・茶室の見学を終え、本日の宿泊おごと温泉の旅館へ到着。
温泉に入り、少しゆっくりした後に宴会がスタート、そして二次会へと進み無事1日目が終了しました。
 

10月20日(土)曇り

2日目 AM9:00 旅館を出発し『ラコリーナ近江八幡』へ向かいます。
建築家 藤森照信氏の設計で、和・洋菓子のたねやグループが拠点整備を進め、年間200万人が訪れる施設です。焼きたてバームクーヘンが有名なお店でこの日も大変混雑し、行列ができていました。約50分間の施設見学ツアーに参加し、施設のコンセプトやエピソード、普段入ることのできない本社最上階や展望室、藤森照信氏のスケッチや模型を展示する藤森ミュージアムへ案内していただきました。約4時間の滞在で藤森ワールドを満喫できた見学となりました。
     
     
その後、近江八幡の伝統的建造物群保存地区の街並みを散策した後、福井県内にあります隈研吾氏設計の料亭(開花亭sou-an)にて隈氏設計の空間と食事を楽しみ2日目も無事終了し帰路に着きました。
 
今回は1泊2日の滋賀県への施設見学がメインの旅行でした。普段見学できない茶室やラコリーナ本社内部の見学、「富山」とは違う、その地域の「風土と食文化」を堪能でき『施設見学あり・グルメあり・温泉あり・観光あり』のよくばり旅行となりました。限られた時間ではありましたが、さまざまな感動や発見があり、心にも体にも良い刺激とリフレッシュになったのではないかと思います。
また、今回の【感動・発見・刺激】を日々の業務、設計に生かしていきたいと思います。
最後に、今回旅行に参加していただいた方々、事前準備の協力をしていただいた方、そしてこのような機会を頂いたお客様と社長に感謝いたします。