コロナ禍により長らく控えておりました社員旅行ですが、4年ぶりに開催されました。今回の行先は善光寺と長野県立美術館。善光寺は日本最古の仏像を祀り、約1400年の歴史を誇り、「遠くとも一度は詣れ善光寺」と言われるほど全国的に有名な寺院です。

そして、2021年4月に宮崎浩氏の設計により新築オープンとなった長野美術館美術館。有名な日本画家・東山魁夷の世界一のコレクションを誇る『東山魁夷館』も併設しています。

 

当日は天候にも恵まれ、絶好の社員旅行日和となりました。新高岡から9時38分発の北陸新幹線はくたかに乗って長野に向かいます。長野駅到着後すぐに昼食の予約をしていた善光寺大門近くの、『せいろ蒸し』が有名な料理店に向かい、コース料理を堪能しました。

 

 

 

 

 

 

 

できるだけ地元の食材を使用されており、味も見た目も工夫されています。デザートまで完食し、満腹でお店をあとにしました。

 

お店をでてから歩くこと約10分、長野県立美術館に到着しました。

長野県立美術館は善光寺に隣接する城山公園内にあります。この日は月に一度の『びんずる市』も開催されていたためか公園内は大変賑わっておりましたが、美術館内はゆったりとしており、気持ちの良い空間で美術鑑賞を楽しめました。

長野県立美術館は長野県信濃美術館として林昌二氏の設計により1966年に開館しました。1990年には日本画家東山魁夷の作品の収蔵を目的に谷口吉生氏が設計した東山魁夷館が開館しました。その後、両館とも老朽化のため本館棟は全面改築、東山魁夷館は改修することになり、2017年長野県実施のプロポーザルにおいて建築課宮崎浩氏率いるプランツアソシエイツの案が採用されました。

この美術館、展示室以外ほとんどが無料ゾーンとなっており、屋上広場や水辺テラス等、時間が許されるなら一日中でものんびりと過ごしたくなるような癒し空間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長野県立美術館をあとにし、善光寺へ向かいます。さすがは歴史ある善光寺、すごい人出です。外国人客の姿も多くみられます。午後3時過ぎでしたが、次々と参拝客が訪れています。各々参拝したり、仲見世通りで買い物を楽しんだりと思い思いに満喫しました。

 

善光寺を後にし、長野駅近くの料理店で夕食として予約していたコース料理をいただきました。馬刺しや地鶏などの地元料理を、お昼に引き続き、出てくる料理の多さにまたもや度肝を抜かれつつ大変おいしくいただきました。

店を出て、帰路に着くべく長野駅へと向かい、今日一日のそれぞれの思い出を胸に、心もおなかもいっぱいになりながら帰りの新幹線に乗りました。

今回の旅行で得た新たな発見や知識を日々の業務に取り入れ、より快適かつ安全で満足していただける設計を行えるように邁進したいと思います。参加してくださった皆さん、事前準備にご協力いただいた皆さん、そしてこのような機会をいただいたお客様ならびに社長に感謝致します。